或る都市。ここは超近代的な摩天楼が屹立する「認可地区」と、古びた建物が身を寄せ合うように建ち、貧しい人々が懸命に生きている「未認可地区」という対象的な2つのゾーンを抱えている。
未認可地区の地下に、秘密の闘技場が存在した。そこではボクサーに「ギア」と呼ばれるメカニックを脱法改造で融合、ボクシングを超えた激しい殴り合いを可能とした格闘技「メガロボクス」の賭け試合が日夜繰り広げられ、一攫千金とボクサー同士の死闘を求める観客のドロドロした欲望が渦巻いている。
そんなメガロボクスのボクサー（メガロボクサー）の一人・ジャンクドッグは真っ赤に燃え上がる闘いがしたいという想いを燻らせながら、或る理由から八百長試合をし続けていた。そんな時、彼は四角いリングで運命的な相手と対峙する。男の名は有利。彼と拳を交えた時、彼の心の中で何かが変わり始める。（Wikipediaより）